モニターアームを捨てるときは、自治体の分別ルールを確認し、取り外し・サイズ確認・処分方法選びの順番で進めると迷いにくくなります。
金属製だから金属ごみに出せるとは限らず、大きさや地域の基準によって粗大ごみ扱いになる場合があります。
毎日の作業環境を快適にしてくれるモニターアームですが、買い替えやデスク環境の変更で不要になることもありますよね。
しかし、いざ処分しようと思うと「これは何ごみになるのか」「分解したほうがいいのか」「まだ使えるなら捨てる以外の方法はあるのか」と迷いやすいアイテムでもあります。
この記事では、モニターアームの捨て方や処分方法、粗大ごみになる判断ポイント、取り外し時の注意点、売却や譲渡を考える場合の確認ポイントまで分かりやすく紹介します。
モニターアームを捨てる方法は3ステップで考える

モニターアームを処分するときは、最初から「粗大ごみかどうか」を決めるより、順番に確認すると判断しやすくなります。
基本的な流れは以下の3ステップです。
- 自治体の分別ルールを確認する
- モニターやケーブルを外して本体だけにする
- 状態に合わせて処分・売却・譲渡を選ぶ
特に最初の自治体確認は重要です。
同じ金属製のモニターアームでも、地域によって扱いが変わるためです。
例えば、家庭から出る金属製品を一定サイズまで回収している地域もあれば、大きさに関係なく粗大ごみとして申し込みが必要な地域もあります。
そのため「金属だから普通ごみで出せる」「小さく見えるから袋に入れば大丈夫」と自己判断するのは避けたほうがよいでしょう。
モニターアームの処分で大切なのは、素材よりも自治体が決めている分類基準を見ることです。
モニターアームは粗大ごみになる?判断ポイントを確認
モニターアームが粗大ごみになるかどうかは、主にサイズや地域のルールによって決まります。
多くの自治体では、一定以上の大きさがあるものを粗大ごみとして扱っています。
ただし、その基準となる長さや対象品目は自治体ごとに違います。
確認するときは、住んでいる地域のホームページにあるごみ分別検索や粗大ごみ受付ページを見るのが確実です。
検索するときは、
- 自治体名+モニターアーム
- 自治体名+金属製品
- 自治体名+粗大ごみ
といった言葉で探すと見つけやすくなります。
モニターアームは、金属部品を多く使った製品が多くあります。
アーム部分は折りたためるものもありますが、支柱やクランプ部分は厚みがあり、家庭ごみとして扱うには大きい場合があります。
また、デュアルモニター用や大型モニター対応モデルは、部品数や重量も増えやすいため注意が必要です。
処分前には、製品全体の大きさを確認しておくと安心です。
モニターアームを処分するときに外すもの
モニターアームを捨てる前に、まず周辺機器が残っていないか確認しましょう。
処分する対象がモニターアームだけなら、以下のものを取り外します。
- モニター本体
- HDMIやDisplayPortなどの映像ケーブル
- USBケーブル
- 電源ケーブル
- 机に固定するための部品
モニター本体は、モニターアームとは別の処分方法になることが一般的です。
そのため、セットのように見えても分けて考える必要があります。
また、固定方法によって取り外し方も変わります。
クランプ式の場合は、机の天板を挟んでいる固定部分を緩めて外します。
グロメット式の場合は、机の穴を利用して上下から固定しているため、固定金具を順番に外します。
作業時は、モニターを付けたまま無理に外さないことが大切です。
重量のあるモニターが突然動くと、机や周囲の物を傷つける可能性があります。
先にモニターを外し、アームだけの状態にしてから作業すると安全です。
モニターアームを分解して捨ててもいい?
モニターアームは、処分しやすくするために一部を分解できる場合があります。
ただし、内部まで完全に分解する必要はありません。
処分で大切なのは、自治体が回収しやすい状態に整理することです。
外せるネジや固定部品をまとめる程度で十分な場合もあります。
一方で、ガススプリング式のモニターアームなどは内部に力がかかる構造を持つ製品があります。
処分目的で無理に内部を開けたり、強い力をかけたりするのは避けたほうがよいでしょう。
PC周辺機器は、見た目以上に精密な構造を持つものがあります。
「小さくしたほうが捨てやすい」と考えて分解を進めるより、安全に運べる状態へ整理することを優先するのがおすすめです。
モニターアームを粗大ごみに出す場合の流れ
自治体で粗大ごみ扱いになった場合、一般的には事前申し込みが必要になります。
大まかな流れは以下のようになります。
- 自治体の粗大ごみ受付で申し込む
- 回収日や手数料を確認する
- 指定された方法で料金を支払う
- 指定場所へ出す
受付方法は地域によって異なります。
インターネットから申し込める自治体もあれば、電話受付が必要な場合もあります。
また、自分で処理施設へ持ち込める地域もあります。
料金についても自治体ごとに違うため、最新情報は住んでいる地域の案内を確認しましょう。
以前ほかの金属製品を処分できた経験があっても、モニターアームが同じ扱いになるとは限りません。
処分するタイミングごとに確認することが、余計な手間を減らすポイントです。
モニターアームを捨てずに売却・譲渡する方法
まだ使用できるモニターアームなら、処分する前に手放す方法もあります。
モニターアームはデスク環境を整えたい人に需要があるため、状態によっては中古品として扱われることがあります。
売却や譲渡を考える場合は、以下を確認しておくと相手に伝わりやすくなります。
- メーカー名や型番
- 使用期間
- 傷や汚れの状態
- 付属品の有無
- 対応モニターサイズ
- 対応重量
- VESA規格への対応状況
特に重要なのが対応重量です。
見た目が似たモニターアームでも、支えられるモニターの重さは製品によって違います。
また、クランプや固定金具などの付属品が不足すると、購入した人が使えない場合があります。
手放す前に部品を確認しておくと、次に使う人も判断しやすくなります。
不要になったPC周辺機器をただ捨てるのではなく、必要としている人へ渡すことも、ひとつの選択肢です。
モニターアーム処分前に残しておきたい部品

モニターアームを処分するとき、すべての部品をすぐ捨ててしまう前に確認したいものがあります。
それが固定金具や変換パーツです。
例えば、以下のような部品は後から必要になる場合があります。
- VESA変換プレート
- 追加のネジ
- クランプ部分
- グロメット固定用パーツ
新しいモニターアームへ交換するときや、別の環境で使うときに役立つ可能性があります。
PC周辺機器は、本体だけではなく小さな付属品が使い道を持つことがあります。
ただし、明らかに破損している部品や使う予定がないものまで保管すると、収納スペースを圧迫してしまいます。
「また使う可能性があるか」を考えながら整理すると、デスク周りもすっきりします。
モニターアームを処分するときの注意点
モニターアームは金属製の部品が多いため、持ち運び時には注意が必要です。
角ばった部分や小さな突起がある場合、袋や周囲の家具を傷つけることがあります。
処分場所へ運ぶ前には、段ボールや不要な布などで包んでおくと扱いやすくなります。
また、分解作業では力を入れすぎないことも大切です。
可動部分には内部の機構による力が残っている場合があるため、無理に動かしたり分解したりしないようにしましょう。
処分のために必要なのは、購入時の状態まで完全に戻すことではありません。
安全に持ち運べて、自治体のルールに合った状態へ整えることが目的です。
モニターアームの捨て方で迷ったときの確認ポイント
モニターアームの処分方法で迷った場合は、以下の順番で確認すると判断しやすくなります。
- 自治体の分別ルールを確認する
- モニターやケーブルを取り外す
- サイズや重量を確認する
- 分解できる部分だけ整理する
- まだ使えるなら売却や譲渡も検討する
モニターアームは、長時間のPC作業を快適にしてくれる便利な周辺機器です。
だからこそ、役目を終えたあとも適切な方法で手放したいものですよね。
処分するときに大切なのは、「金属だから簡単に捨てられる」と考えず、自分の地域のルールに合わせることです。
正しい手順で整理すれば、買い替えやデスク環境の変更も気持ちよく進められます。

